リー・フリードランダーとは?
りー・ふりーどらんだー
リー・フリードランダーはアメリカのドキュメンタリー写真家で、日常の街角や自分の影をモチーフにした独自のスタイルで現代写真史に大きな足跡を残しました。
リー・フリードランダー(Lee Friedlander、1934年生まれ)はアメリカの写真家で、1960年代以降の現代写真を代表する人物のひとりです。ニューヨークを拠点に活動し、アメリカの都市風景・社会の断片・人物などを独特の視点で撮り続けてきました。
フリードランダーの写真は、従来の「美しい構図」を意図的に崩したように見えるスタイルが特徴です。写り込んだ自身の影、ガラスへの反射、電柱や標識が画面を分断するような構図など、「スナップショット美学」と呼ばれる手法を確立しました。これは、日常の雑然とした現実をありのままに記録することで逆説的に社会の本質を浮かび上がらせようとするものです。
主な作品・業績としては以下が挙げられます。
- 写真集『Self Portrait』(1970年)――自己像と影を用いた実験的な連作
- ジャズミュージシャンの肖像を収めた音楽写真
- アメリカ各地の社会風俗を記録したドキュメンタリー連作
- グッゲンハイム・フェローシップなど多数の受賞歴
ダイアン・アーバスやゲイリー・ウィノグランドとともに「ニュードキュメンタリー」運動の主要人物として位置づけられており、その影響は現在も多くの写真家に受け継がれています。
使い方・例文
「リー・フリードランダーの写真には自分の影や反射が意図的に含まれており、見る者に日常の見方を問い直させる独特の緊張感がある。」
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