ケイトウ属とは?
けいとうぞく
ケイトウ属とは、ヒユ科に属する一年草・多年草の一群で、ニワトリの鶏冠(とさか)に似た独特の花形で知られる鑑賞植物です。
ケイトウ属(学名:Celosia)は、ヒユ科に属する植物の属で、熱帯アフリカ・アジアを原産とし、世界に約45〜60種が分布します。日本で最もよく知られるケイトウ(Celosia cristata)はインド・熱帯アジア原産で、奈良時代ごろに中国を経て渡来したとされています。
「ケイトウ」という和名は「鶏頭」と書き、波状に折れ重なった花序がニワトリの頭の鶏冠に似ていることに由来します。英名も「コックスコム(cockscomb)」といい、同様の意味を持ちます。
園芸上の主な種類・タイプは以下のとおりです。
- 鶏冠型(クリスタータ型):扇状・帯状に広がる花序が最もケイトウらしい形
- 羽毛型(プルモサ型):ふわふわした羽毛状の花穂が特徴(「フサケイトウ」)
- 槍型(スピカータ型):細長い穂状の花をつけ、切り花に人気
花色は赤・黄・オレンジ・ピンク・白など豊富で、暑さに強く真夏でもよく育ちます。切り花・ドライフラワー・花壇の彩りとして利用されるほか、アフリカや東南アジアでは若葉を野菜として食べる地域もあります。
使い方・例文
「夏の花壇の前列に赤いケイトウを植えると、鮮やかな鶏冠状の花が猛暑の中でも色鮮やかに咲き続ける」というように、夏の代表的な花壇植物として親しまれています。
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