グレインズオブパラダイスとは?
ぐれいんずおぶぱらだいす
グレインズオブパラダイスとは、西アフリカ原産のショウガ科植物の種子で、胡椒に似た辛みと複雑な芳香を持つスパイスです。
グレインズオブパラダイス(Grains of Paradise、学名:Aframomum melegueta)は、ショウガ科に属する植物の種子を乾燥させたスパイスです。「楽園の種」とも訳され、メレゲータペッパー・アリゲーターペッパーとも呼ばれます。西アフリカのギニア湾沿岸地域が原産で、現在もガーナ・ナイジェリアなどで主に生産されています。
その風味は黒胡椒に似た辛みを持ちながら、カルダモン・ジンジャー・シトラスを思わせる複雑な芳香を合わせ持つのが特徴です。辛み成分はパラドール(paradol)・ジンゲロール・ショウガオールなどで、胡椒のピペリンとは異なる化合物です。
歴史的には中世ヨーロッパで胡椒の代替品として珍重され、アフリカからサハラ交易路を経て高値で取引されました。現代では以下のような場面で利用されます。
- クラフトビールやジンの風味付け原料
- 西アフリカ料理のスープやシチューへのスパイス
- 北欧や地中海料理での胡椒の代替・アクセント
- ミックスペッパーグラインダーへのブレンド素材
日本では近年クラフトジン・クラフトビール人気の高まりとともに注目度が上がっており、専門スパイスショップや輸入食材店で入手できるようになっています。抗炎症・代謝促進効果についても研究が進められているスパイスです。
使い方・例文
クラフトジンのボタニカル原料を紹介する文脈や、西アフリカ料理のレシピでスパイスとして挙げられる場面でグレインズオブパラダイスという名称が登場します。
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