クンバカとは?
くんばか
クンバカとは、ヨガの呼吸法において息を止める「息止め」の状態のことで、吸った後や吐いた後に行う呼吸の保持を指します。
クンバカ(Kumbhaka)は、サンスクリット語で「壺(クンバ)」を意味する言葉に由来し、胸腔が壺のように息で満たされた状態(または空にした状態)を保つ技法です。ヨガのプラーナーヤーマ(呼吸法)において、吸気・呼気とともに呼吸の三要素のひとつとされています。
クンバカには主に2種類あります。
- アンタラ・クンバカ(内部保持):息を吸い込んだ後に肺を満たした状態で息を止める。プラーナ(生命エネルギー)を全身に行き渡らせるとされる
- バーヒヤ・クンバカ(外部保持):息を完全に吐き出した後に空の状態で息を止める。より上級の技法で、腹部の引き締め(バンダ)と組み合わせることが多い
伝統的なヨガ哲学では、クンバカの実践によってプラーナのコントロールが深まり、精神的な集中や瞑想状態が促進されると考えられています。また、横隔膜の強化や肺活量の増加、自律神経への働きかけとして活用する現代ヨガの文脈でも注目されています。
初心者が無理に長い息止めを行うと過呼吸や低酸素を招く危険があるため、指導者のもとで段階的に習得することが推奨されます。
使い方・例文
プラーナーヤーマの練習で「4秒吸って・16秒止めて・8秒吐く」という比率でクンバカを行うことで、集中力と呼吸の制御力を高めるトレーニングとして取り組む実践者がいます。
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