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アンタラとは?

あんたら

アンタラとは、インドネシアなど東南アジアや南アジアの伝統音楽における楽曲構成の一部で、歌の折り返し部分や間奏的な旋律を指します。

アンタラ(Antara)は、主にインドインドネシアなどの伝統音楽における楽曲構造の用語で、歌や演奏の中間部または変奏部分を指します。インドのヒンドゥスターニー音楽においては、楽曲の構成要素の一つとして「スターイ(sthayi)」と対をなす概念として用いられることが多く、スターイが主旋律の低音域を中心に展開するのに対し、アンタラはより高音域へと展開する部分を指します。

また「アンタラ」はインドネシア語では「間」や「あいだ」を意味する言葉としても使われ、インドネシアの国営通信社「アンタラ通信(ANTARA)」の名称にもなっています。

音楽の文脈では、アンタラは楽曲に変化と深みをもたらす重要なセクションです。ラーガ(インド古典音楽の旋法)を用いた楽曲では、スターイで主題を提示し、アンタラでその旋律を高音域で展開・発展させることで、音楽的な緊張と解放を生み出します。

このような楽曲構成は、インドの古典声楽(ヒンドゥスターニー音楽のカヤル、ダドラなど)や器楽演奏において広く見られ、演奏者の即興技術が発揮される場ともなっています。

使い方・例文

インド古典音楽のラーガ演奏では、スターイで主旋律を提示した後、アンタラで高音域の旋律を展開し、楽曲に奥行きを加えます。

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