クモヒトデとは?
くもひとで
クモヒトデとは、ヒトデに似た棘皮動物の仲間で、細くしなやかな腕を素早く動かして移動・捕食する海洋生物です。
クモヒトデ(蜘蛛海星)は、棘皮動物門クモヒトデ綱(Ophiuroidea)に属する海洋生物の総称です。一見ヒトデに似ていますが、より小さくて丸い中央円盤と、そこから伸びる細くしなやかな5本の腕(触腕)によって明確に区別されます。世界の海洋に約2,000種以上が知られており、浅海から深海まで幅広い環境に分布しています。
クモヒトデの動きはヒトデと比べて非常に俊敏です。腕を巧みに動かしてくねくねと素早く移動でき、その様子が蜘蛛のような動きを連想させることから「クモヒトデ」の名前が付きました。腕は折れやすい反面、再生能力が高く、切れた腕から新しい個体が再生する無性生殖を行う種もいます。
食性は種によって多様で、プランクトン・デトリタス(有機物の破片)・小動物などを捕食します。岩陰や砂の中に潜んでいることが多く、サンゴ礁や岩礁に大量に集まって堆積物を処理する重要な分解者・捕食者としての役割を担っています。スキューバダイビングや磯遊びの際に発見されることもあります。
使い方・例文
磯の岩をひっくり返したときに、細い腕をくねくねと素早く動かして逃げるクモヒトデを見かけることがあります。水族館の磯展示コーナーにも展示されています。
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