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クマゼミとは?

くまぜみ

クマゼミとは、日本最大級のセミで、西日本を中心に分布し夏に「シャアシャア」という大きな鳴き声を響かせます。

クマゼミ(熊蟬、学名 Cryptotympana facialis)は、カメムシ目セミ科に属するセミで、体長は翅端まで含めると7センチメートル前後に達する日本最大級の種です。黒い体と透明な翅が特徴的で、「クマ」の名は体の大きさに由来するとされています。

分布は本州西部・四国・九州・沖縄が中心で、かつては東日本ではほとんど見られませんでしたが、近年は温暖化の影響と考えられる北上・東上が報告されており、東京などの都市部でも観察されるようになっています。

成虫が現れるのは主に7月から8月で、朝の早い時間帯から活発に鳴きます。鳴き声は「シャアシャアシャア」と表現される非常に大きな音で、複数の個体が集まって鳴くと耳をつんざくほどの音量になることもあります。雄だけが鳴き、雌への求愛行動として機能します。

幼虫は土の中で木の根から樹液を吸って過ごし、その期間は数年に及びます。羽化は夜間に行われ、木の幹や葉の裏などで殻(抜け殻)を残して成虫になります。都市部の街路樹にも多く生息し、夏の風物詩として親しまれる一方、その騒音が問題視されることもあります。

使い方・例文

大阪や神戸など西日本の夏に、街路樹から「シャアシャア」と大音量で鳴く声が聞こえてきたら、それはクマゼミである可能性が高いです。

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