キングコブラとは?
きんぐこぶら
キングコブラとは、世界最長の毒ヘビとして知られる東南・南アジア原産のコブラ科の大型毒蛇です。
キングコブラ(学名:Ophiophagus hannah)は、コブラ科に属するヘビで、世界最長の毒蛇として知られています。成体は平均3〜4メートルに達し、記録では5メートルを超える個体も確認されています。インド、中国南部、東南アジアの熱帯雨林・竹林・農耕地周辺に生息しています。
その名の由来は「ヘビを食べる王」を意味し、学名の属名Ophiophagusもギリシャ語で「ヘビ食い」を意味します。主食は他のヘビ類であり、ネズミヘビやニシキヘビの幼体なども捕食します。これはコブラ科の中でも特異な食性です。
キングコブラの主な特徴は以下のとおりです:
- 脅威を感じると頭部を持ち上げ、頸部の皮膚を広げて威嚇するフード展開行動をとります
- 神経毒性の強い毒を持ち、大量の毒液を一度に注入できます
- ヘビとしては珍しく巣を作って卵を産み、孵化まで守る子育て行動が観察されます
- 独特の低いうなり声(グロウル)を発することで知られています
キングコブラはインドの一部地域では神聖視され、ヒンドゥー教の儀礼とも関わりがあります。一方で生息地の森林破壊により個体数が減少しており、IUCNのレッドリストでは「危急種(VU)」に分類されています。
使い方・例文
「キングコブラはネズミではなく他のヘビを主に捕食する点でコブラ科の中でも独特の生態を持つ」のように、爬虫類の生態解説や毒蛇特集の文脈で登場します。
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