ガリフナ族とは?
がりふなぞく
ガリフナ族とは、カリブ海沿岸を中心に暮らすアフリカ系とカリブ先住民の混血の人々で、独自の言語・音楽・食文化を持つ民族グループです。
ガリフナ(Garifuna)は、中央アメリカのカリブ海沿岸部に暮らす民族グループで、主にホンジュラス・ベリーズ・グアテマラ・ニカラグアに分布しています。その起源は、西アフリカから連行された奴隷の子孫と、カリブ海の先住民族であるアラワク系・カリブ系の人々との混血にあります。
17〜18世紀、英国はカリブ海の小アンティル諸島(セントビンセント島など)でガリフナの祖先たちと激しく対立し、1797年に英国軍がガリフナ族を中央アメリカのホンジュラス(ロアタン島)に強制移送しました。そこから現在の中米各地に広がったとされます。
ガリフナの文化的特徴として以下が挙げられます。
- 独自のガリフナ語(アラワク語系)を保持
- ジョウカヌー(Jankunu)やプンタ(Punta)と呼ばれる伝統音楽・舞踊
- カッサバ(キャッサバ)を中心とした伝統的な食文化
- 先祖崇拝を含む精神文化「ドゥグ(Dugu)」儀礼
2001年にはユネスコがガリフナの言語・舞踊・音楽を「人類の無形文化遺産」に登録し、その文化的価値が国際的に認められています。現在は米国への移民も多く、特にニューヨークやロサンゼルスにガリフナ系コミュニティが存在します。
使い方・例文
ベリーズや中米旅行の際に「ガリフナの集落でプンタ音楽を聴いた」と言えば、アフリカと先住民の文化が融合した独特のリズムや舞踊文化に触れたことを意味します。
この用語をシェア
最終更新: