フナとは?
ふな
フナとは、日本をはじめ東アジアに広く分布するコイ科の淡水魚で、釣りや食用として古くから親しまれています。
フナ(鮒)は、コイ科フナ属に分類される淡水魚の総称です。日本では池・沼・河川・水田などに生息し、銀色〜褐色の体に大きなうろこを持ちます。コイに似た体形ですが、コイにあるひげがフナにはないことが外見上の大きな違いです。
日本の代表的な種類には、ギンブナ・キンブナ・ゲンゴロウブナ(ヘラブナ)・ニゴロブナなどがあります。特にヘラブナは釣り対象魚として有名で、「ヘラブナ釣り」は専門の愛好家が多い人気の釣りジャンルです。
食用としては、滋賀県の郷土料理「鮒寿司(ふなずし)」が最も有名です。ニゴロブナを塩漬けにした後、ご飯と一緒に発酵させて作る熟れ寿司(なれずし)の一種で、独特の強い発酵臭と深い旨味が特徴です。日本最古の寿司の形態を伝える食文化として知られています。
フナはまた、金魚の原種としても知られており、中国でフナの突然変異体を選別交配することで金魚が生まれたとされています。日本の自然・釣り・食文化に深く根付いた身近な魚です。
使い方・例文
池でウキ釣りをしているとフナが釣れることが多く、子どもの釣り入門にも向いた魚です。滋賀を旅行した際に鮒寿司を試食すると、その強烈な発酵風味に驚く人も多いです。
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