ガマズミとは?
がまずみ
ガマズミとは、日本の山野に自生するガマズミ科(旧レンプクソウ科)の落葉低木で、秋に赤い実を鈴なりに付ける植物です。
ガマズミ(学名:Viburnum dilatatum)は、日本・中国・朝鮮半島などの東アジアに広く分布する落葉低木です。山野の明るい林縁や雑木林に自生し、樹高は1〜3メートル程度になります。かつてはスイカズラ科に分類されていましたが、現在はガマズミ科(あるいはレンプクソウ科)に整理されています。
春から初夏にかけて、枝先に小さな白い花を傘状(散房花序)に密集して咲かせます。花の後に緑色の実が形成され、秋になると鮮やかな赤色に熟します。この赤い実はビタミンCや有機酸を豊富に含み、古くから果実酒や民間薬(疲労回復・解毒)に利用されてきました。霜が降りる頃には甘みが増し、野鳥の重要な食料源にもなります。
葉は対生で、表面にしわがあり触るとざらついた独特の感触があります。秋には葉が赤や黄橙色に色づき、実と相まって美しい紅葉を見せます。そのため庭木や公園樹としても人気があります。
ガマズミ属(Viburnum)は世界に150種以上が知られており、日本にもコバノガマズミやミヤマガマズミなど複数の種が分布します。「神様の木」「嫁殺し」など地方によって様々な別名を持ちます。
使い方・例文
「秋の里山を歩くと、ガマズミの赤い実が枝もたわわに実っており、ヒヨドリやツグミが盛んについばんでいた。」
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