ガマとは?
がま
ガマとは、湿地や水辺に生える多年草で、独特の茶色い穂が特徴的な植物です。
ガマ(蒲)は、ガマ科ガマ属に属する多年生の水生植物です。学名はTypha latifoliaなどがあり、日本全国の湿地・池・川辺・水田脇などに広く自生しています。
ガマは高さ1〜2m程度に成長し、細長い葉が直立します。夏になると茎の先端に独特の穂(花穂)をつけます。穂は上部に黄色い雄花の穂、下部に茶色い円柱状の雌花の穂が並ぶ構造で、この雌花の穂が「ガマの穂」として有名です。熟すると綿毛状になり、風で種子を飛ばします。
日本神話ではヤマトタケルノミコトの伝説や、白ウサギがガマの穂の綿毛で傷を癒やした「因幡の白兎」の物語が知られています。この物語からガマの穂の花粉(蒲黄=ほおう)は止血・鎮痛薬として民間療法にも使われてきました。
葉は通気性や耐久性があり、かつてはゴザ・籠・茅葺き屋根の材料として広く活用されました。現在でも工芸品の素材として使われることがあります。根茎はデンプンを含み食用になるほか、若い花穂も食べられます。
使い方・例文
水辺を散歩すると夏から秋にかけて茶色い穂を見かけることが多く、ドライフラワーやフラワーアレンジメントにも使われます。
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