カモ科とは?
かもか
カモ科とは、カモ・ガン・ハクチョウなどを含む水鳥の大きなグループで、世界中の水辺に広く分布する鳥類の科です。
カモ科(Anatidae)は、鳥綱カモ目に属する科で、カモ・ガン・ハクチョウ・シギダチョウ・カモドリなど多様な水鳥を含む、水鳥の中で最大かつ最も多様性に富んだ科の一つです。全世界で150種以上が知られており、南極大陸を含むほぼすべての陸地に生息します。
カモ科の主な特徴には以下があります。
- 水かきのある三趾前向きの足(遊泳に適した構造)
- 平らで幅広い嘴(くちばし)で水中の食物をこしとる構造
- 羽毛が緻密で水をはじく防水機能を持つ
- 多くの種でオスとメスで羽色が大きく異なる(性的二型)
生態的には、湖沼・河川・湿地・海岸など多様な水辺環境に適応しており、植物の種子・水草・昆虫・小魚など幅広いものを食べます。繁殖期になるとオスが鮮やかな婚姻色を示す種が多く、日本でも冬季に飛来するマガモ・コガモ・オナガガモなどが池や川で見られます。
カモ科はアヒル・家鵝(ガチョウ)として家禽化されており、食料・羽毛の採取・愛玩用など人間生活と密接に関わってきた歴史があります。また、渡り鳥として季節移動を行う種が多く、生態系における種子散布や栄養循環にも重要な役割を担います。
使い方・例文
公園の池でパンを投げると群がってくるアヒルや、冬の湖に飛来して水面に浮かぶカラフルなオスのマガモなど、身近な場所でカモ科の鳥を観察できます。
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