カムフラージュクラブとは?
かむふらーじゅくらぶ
カムフラージュクラブとは、体にスポンジや海藻などを付着させて身を隠す習性を持つ小型のカニの総称です。
カムフラージュクラブ(camouflage crab)は、特定の1種を指す名前ではなく、体の表面に海藻・スポンジ・砂粒・貝殻などを付着させて周囲の環境に溶け込む「カモフラージュ」を行うカニ類の総称です。クモガニ科(Majidae)のカニに多く見られる行動として知られています。
これらのカニの甲羅や脚には細かいとげや毛があり、そこに素材をひっかけて固定します。自分で素材を選んで取り付ける行動はデコレーション行動とも呼ばれ、単純な反射ではなく能動的な行動として注目されています。
カムフラージュの目的と仕組みは以下のとおりです。
- 捕食者(タコ・魚など)から身を隠す天敵回避
- 逆に獲物に近づきやすくする擬態
- 環境に応じて素材を取り替えることもある
- 一部の種は有毒なスポンジや刺胞動物(イソギンチャクなど)を付着させて防御する
ダイビングスポットなどで発見されることがあり、その巧みな擬態は「見つけられなければ存在しないも同然」という深海・浅海生存戦略の好例です。水中写真家や生物学者にとっても興味深い観察対象となっています。
使い方・例文
「ダイビング中に岩と見分けがつかないほど海藻を全身に付けたカムフラージュクラブを発見したとき、自然の擬態技術の巧みさに驚いた」という場面で登場します。
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