カホンとは?
かほん
カホンは、箱型の木製打楽器で、奏者が上に座って手で叩くペルー発祥のシンプルかつ多彩な音を持つ楽器です。
カホン(Cajón)はスペイン語で「箱」を意味し、その名の通り木製の直方体の箱をそのまま楽器にしたものです。もともとはペルーのアフロ系住民が奴隷時代に木箱や引き出しを叩いて打楽器の代用にしたことが起源とされており、後にフラメンコなどの音楽に取り込まれて世界に広まりました。
奏者は箱の上に座り、前面の板(タッパ)を手で叩いて演奏します。叩く位置によって音色が大きく変わり、板の中央を叩くと低くどっしりとした「バス音」、端を叩くと高くスナップの利いた「スネア音」が出るため、一台でドラムセットに近い表現が可能です。内部にスナッピー(響き線)を張ったモデルでは、より鮮明なスネア効果が得られます。
カホンが世界的に普及した要因として、以下が挙げられます。
- コンパクトで持ち運びが容易
- アンプ不要で生音でも存在感がある
- ジャンルを問わずさまざまな音楽スタイルに対応できる
- 椅子として機能するため省スペース
フラメンコ、アコースティックポップ、ボサノバ、ジャズなど幅広いジャンルで活用されており、ストリートミュージシャンからプロのスタジオミュージシャンまで愛用しています。
使い方・例文
アコースティックライブでは、ドラムセットの代わりにカホンを使うことでコンパクトかつ温かみのあるリズムを刻むことができます。
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