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カバキコマチグモとは?

かばきこまちぐも

カバコマチグモとは、日本に生息するクモの一種で、国内最強クラスの毒を持ち、ススキなどのイネ科植物の葉を巻いた巣で産卵・育児を行うことで知られています。

カバコマチグモ(樺黄小町蜘蛛)は、クモフクログモ科に属するクモの一種(学名:Cheiracanthium japonicum)で、日本全国に分布しています。体長はメスで8〜15mm程度、オスはやや小さく、全体的に淡黄色から黄褐色の体色をしています。

このクモが特に注目される理由は、日本に生息するクモの中でも強力な毒を持つ点です。咬まれると激しい痛みと腫れが生じ、壊死を起こすこともあります。ただし、カバキコマチグモが積極的に人を攻撃することは少なく、産卵・育児中のメスが巣を守るために咬むケースが多いです。

生態上の最大の特徴は、ススキやイネなどのイネ科植物の葉を筒状に巻いた巣を作ることです。

  • 夏に葉を丸めた巣の中で産卵し、卵が孵化するまでメスが守ります。
  • 孵化した幼体は最初の脱皮後、母グモを食べて栄養を摂取するという衝撃的な習性があります(マトリファジー)。
  • その後、幼体は巣を離れて分散します。

ススキが茂る里山や河川敷、農地の周辺で多く見られます。草刈りや農作業の際に葉を巻いた巣を誤って触れると咬まれる危険があるため、作業時は手袋の着用が推奨されます。

使い方・例文

稲刈りや草刈りの際に筒状に丸まったイネ科の葉を見かけたときは、カバキコマチグモが巣を作っている可能性があるため、素手で触れないよう注意が必要です。

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