カソ・フィオーレとは?
かそ・ふぃおーれ
カソ・フィオーレとは、イタリア・シチリア島で作られる伝統的な熟成チーズで、羊乳を原料とするペコリーノ系の風味豊かなチーズです。
カソ・フィオーレ(Cacio Fiore)は、イタリアのシチリア島に伝わる伝統的なチーズです。「カソ(cacio)」はイタリア語でチーズを意味し、「フィオーレ(fiore)」は花を意味します。名前は植物(アザミなどの花)から採取した天然の凝乳酵素(植物レンネット)を使って作られることに由来するとされています。
このチーズは羊乳を主原料とするペコリーノ(Pecorino)系に属し、外皮は硬く黄色みがかっており、内部は白色から淡黄色です。熟成期間が短いものはマイルドでクリーミーな風味を持ち、熟成が進むにつれてシャープでやや辛味のある複雑な味わいになります。
製造の特徴としては以下の点が挙げられます。
- 植物性レンネットを使用するため、独特の草木のような風味が生まれる
- 羊乳の濃厚な旨味が凝縮されている
- シチリアの自然環境と牧草が風味に影響する
- 手作りの伝統製法が各農家や工房に受け継がれている
カソ・フィオーレはシチリアの農産市場や地元のチーズ工房で入手でき、パスタへのすりおろしや、ワインのお供としての盛り合わせなどに使われます。イタリアの地域固有の食文化と羊酪農の伝統を体現する希少なチーズです。
使い方・例文
シチリア料理のレストランで、熟成されたカソ・フィオーレをすりおろしてパスタにかけたり、ワインとともにチーズプレートに並べたりして提供されます。
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