カキの木とは?
かきのき
カキノキとは、甘い果実「柿」を実らせる日本・東アジア原産の落葉樹で、秋の風物詩として古くから親しまれてきた果樹です。
カキノキ(柿の木)は、カキノキ科カキノキ属の落葉広葉樹で、学名はDiospyros kakiです。中国原産とされ、日本には奈良時代以前に伝わったといわれています。秋になると橙赤色の実(柿)を実らせ、「柿が赤くなると医者が青くなる」ということわざにあるように、栄養豊富な果物として古来より重宝されてきました。
カキノキの主な特徴は次のとおりです。
- 樹形:高さ5〜15メートルほどになる落葉樹。葉は大きく光沢がある
- 花:初夏に淡黄白色の小さな花を咲かせる
- 果実:秋(9〜12月)に直径5〜8センチほどの橙赤色の実を付ける
- 紅葉:秋に葉が赤く色づき、実と合わせて美しい景観を作る
柿の品種は大きく甘柿と渋柿に分類されます。甘柿は「富有(ふゆう)」「次郎(じろう)」などが代表的で、そのまま食べられます。渋柿は「蜂屋(はちや)」「平核無(ひらたねなし)」などがあり、干し柿や柿酢の原料として加工されます。
カキノキの材木は非常に硬く美しい木目を持ち、家具・将棋駒・茶道具などの工芸品にも使われます。また、渋(タンニン)を含む柿渋(かきしぶ)は、防水・防腐・染色のための伝統的な塗料として活用されてきました。
使い方・例文
「庭のカキノキに今年も実がたくさん付いた」「カキノキの紅葉と橙色の実の取り合わせは、秋の日本の原風景のひとつだ」のように使います。
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