カとは?
か
カとは、ハエ目カ科に属する昆虫で、雌が人や動物の血液を吸うことで知られ、様々な感染症を媒介する衛生害虫です。
カ(蚊)は、昆虫綱ハエ目カ科(Culicidae)に分類される昆虫の総称です。世界中に約3,500種以上が分布しており、南極大陸を除くほぼすべての地域に生息しています。体長は種類によって異なりますが、多くは数ミリメートルほどの小型の昆虫です。
カの生活史は卵・幼虫(ボウフラ)・蛹(オニボウフラ)・成虫の4段階(完全変態)からなります。幼虫期は水中で過ごし、植木鉢の受け皿・古タイヤ・雨水が溜まった容器などのわずかな水たまりでも発育できます。
血を吸うのは雌のカだけで、卵を産むためのたんぱく質を得る目的があります。雄のカは花の蜜などを栄養源にしています。カが吸血する際、唾液中の成分が皮膚に入り込むことでかゆみや腫れが生じます。
カは様々な感染症の媒介者として公衆衛生上の重大な問題を引き起こします。
- マラリア(ハマダラカ属)
- デング熱・ジカ熱・チクングニア熱(ネッタイシマカ・ヒトスジシマカ)
- 日本脳炎(コガタアカイエカ)
- ウエストナイル熱(イエカ属)
世界保健機関(WHO)は、カを世界で最も多くの人間の命を奪う生き物と位置付けており、感染症対策として蚊帳・殺虫剤・幼虫発生源の除去などが推奨されています。
使い方・例文
「夏に庭の植木鉢の水を放置しておいたところカが大量発生した」「海外旅行中にカに刺されてデング熱を発症した」というように、衛生管理や感染症の文脈で登場します。
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