オメガ型ブロッキングとは?
おめがかたぶろっきんぐ
オメガ型ブロッキングとは、上空の等圧面図でギリシャ文字のΩに似た気流パターンを形成するブロッキングの一種です。
オメガ型ブロッキング(omega blocking)とは、上空の気流(偏西風)がギリシャ文字のΩ(オメガ)の形に蛇行して停滞する気象パターンのことです。ブロッキング高気圧の代表的な形態の一つで、その特徴的な形から「オメガ型」と呼ばれます。
気圧配置の特徴は次のとおりです。
- 中央に大きな高気圧の隆起(高圧部)が存在する
- その東西両側に低気圧のトラフ(気圧の谷)が対称的に配置される
- 全体の輪郭がΩ字形に見える
- この配置が数日〜2週間程度持続する
オメガ型ブロッキングが発生すると、高気圧中心の下では下降気流が卓越して晴天・高温が続きやすく、その周辺では低気圧や前線が停滞して長雨・大雪になりやすいという特徴があります。
もう一方のブロッキング形態として「レックス型(切り離し型)」があり、オメガ型と区別されます。レックス型は高気圧と低気圧が南北に並んで孤立した構造をとります。オメガ型は大規模な熱波や長期の異常気象と関連することが多く、気象予報や気候研究で重要視されています。
使い方・例文
天気図や500hPa等圧面高度図でΩ字形の等高線パターンが現れたとき、気象解説でオメガ型ブロッキングの発生が報告されます。
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