オニフスベとは?
おにふすべ
オニフスベとは、直径30センチを超えることもある日本最大級の球形キノコで、白い外皮に包まれた巨大なホコリタケ類の食用菌です。
オニフスベ(鬼燻)は、担子菌門ホコリタケ科(Lycoperdaceae)に属するキノコで、学名はCalvatia gigantea(別名:ランゲルマニア・ギガンテア)です。夏から秋にかけて草地・牧場・公園・林縁などに発生します。
最大の特徴はその圧倒的な大きさです。子実体は球形〜楕円形で直径20〜70センチ、重さが数キログラムに達することもあります。外皮は若い時期は白色で滑らか、成熟するにつれて褐色化し、やがて破れて内部の胞子(暗褐色の粉末)を放出します。内部の肉(グレバ)は若い時は白色で均一、成熟とともに黄色〜茶色に変わります。
若くて内部が真っ白な状態のものは食用になります。スライスしてバター炒めにするなど料理に使われますが、採集の際は必ず断面を確認して内部が均一な白色であることを確かめる必要があります。内部が変色・黄色化したものや、断面に模様がある場合(毒キノコのシロタマゴテングタケ等の幼菌との区別のため)は食用不可です。
一個の子実体が作る胞子の数は数兆個にのぼるとも言われ、その繁殖力の高さも特筆されます。ヨーロッパや北米でも広く知られ「ジャイアントパフボール」の名で親しまれています。
使い方・例文
秋の公園や草地でサッカーボールほどの白い球体が地面に転がっているのを見かけたとき、オニフスベである可能性があります。若くて白い内部なら食用になります。
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