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オトギリソウとは?

おとぎりそう

オトギリソウとは、日本各地の山野に自生する多年草で、黄色い花と薬効成分を持つことで知られる植物です。

オトギリソウ(弟切草、学名:Hypericum erectum)は、オトギリソウ科オトギリソウ属の多年草で、日本全国の山地草原に広く分布しています。夏に直径1〜1.5cmほどの黄色い五弁花を咲かせ、葉には黒い腺点(油点)が散在することが特徴です。

名前の由来には有名な伝説があります。鷹匠の秘薬(傷を癒す薬草)の秘密を漏らした弟を兄が切り殺したという故事から「弟切草」の名が付いたとされています。葉や花弁に見られる黒い点は、この伝説における血のしずくを表すとも言われています。

薬効面では、ヒペリシンと呼ばれる成分を含み、ヨーロッパ産の近縁種セイヨウオトギリソウ(セントジョーンズワート)は抗うつ・抗不安作用で知られています。日本のオトギリソウも民間薬として、打ち身・切り傷・止血などに用いられてきた歴史があります。ただし、光過敏症(フォトトキシシティ)を引き起こす成分も含まれているため、取り扱いには注意が必要です。

使い方・例文

オトギリソウは、ハーブや民間薬を扱う書籍・サイトで薬用植物として紹介されるほか、山野草の観察会やネイチャーガイドの解説の中でもその伝説とともに登場します。

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