オシリス・レックスとは?
おしりすれっくす
オシリス・レックスとは、NASAが小惑星ベンヌからサンプルを採取して地球に持ち帰ることに成功した、アメリカ初の小惑星サンプルリターン探査機です。
オシリス・レックス(OSIRIS-REx)は、NASAが開発・運用した小惑星探査機で、「Origins, Spectral Interpretation, Resource Identification, Security, Regolith Explorer(起源・スペクトル解釈・資源同定・安全・表土探査)」の頭文字をとった名称です。2016年9月に打ち上げられ、地球近傍小惑星ベンヌ(Bennu)を目的地としました。
探査機は2018年12月にベンヌに到着し、約2年間にわたって詳細な観測を実施。2020年10月、「タッチアンドゴー」と呼ばれる短時間接触方式でベンヌの表面からサンプルを採取することに成功しました。サンプルカプセルは2023年9月に地球に帰還し、回収されました。採取されたサンプルは太陽系誕生初期の物質を含む可能性があり、生命の起源や惑星形成の謎を解く貴重な資料として世界の研究者が分析しています。
ミッションの主な成果と意義は以下のとおりです。
- アメリカ初の小惑星サンプルリターンに成功
- ベンヌ表面の詳細な地形・鉱物組成データを取得
- 有機物や水和鉱物(水を含む鉱物)の存在を確認
- ヤルコフスキー効果(太陽放射による軌道変化)の精密測定
サンプル採取後、探査機は再度小惑星探査に向かい、別の小惑星アポフィスへの接近調査「OSIRIS-APEx」として任務を継続しています。
使い方・例文
宇宙・天体の文脈では、小惑星サンプルリターン、惑星防衛研究、太陽系の起源探査について語られる際にオシリス・レックスの名前が登場します。
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