オイルフィニッシュとは?
おいるふぃにっしゅ
オイルフィニッシュとは、木材の表面に植物性オイルを染み込ませて保護・仕上げする木工の塗装技法です。
オイルフィニッシュとは、亜麻仁油(リンシードオイル)、荏油(えのあぶら)、チーク油、ウォールナット油などの植物性オイルを木材に塗り込み、繊維の内部に浸透させることで保護膜を形成する表面仕上げの手法です。
仕組みと特徴として、オイルは木材の表面に厚い塗膜を形成するのではなく、木の繊維の中に浸透して硬化します。そのため木目や手触りを活かした「木そのもの」に近い仕上がりになります。ニスやラッカーのような光沢感は出にくく、しっとりとした自然な質感が特徴です。
代表的なオイルの種類は以下のとおりです。
- 亜麻仁油:乾性油の代表で古くから使われる。乾燥に時間がかかる
- 荏油:日本で伝統的に使われてきた乾性油
- チーク油:屋外木材や家具に用いられるブレンドオイル
- ワトコオイルなどの市販品:乾燥促進剤(ドライヤー)が添加されたもの
施工方法と注意点として、布や刷毛でオイルを塗り込み、余分を拭き取った後、乾燥させる工程を複数回繰り返すのが基本です。乾性油を染み込ませた布は自然発火のリスクがあるため、使用後は水に浸けてから廃棄することが安全上必須とされています。
定期的なオイルの塗り直しでメンテナンスができ、木材を長持ちさせながら経年変化を楽しめる点が愛好家に支持されています。
使い方・例文
無垢材のダイニングテーブルにオイルフィニッシュを施すと、木目の美しさを活かしながら水や汚れからある程度保護でき、数年おきに塗り直すことで長く使い続けられます。
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