エール発酵とは?
えーるはっこう
エール発酵とは、比較的高温(15〜25℃程度)で発酵する上面発酵酵母を使ってビールを醸造する方式で、フルーティーで複雑な風味を生み出します。
エール発酵とは、上面発酵(トップ・ファーメンテーション)とも呼ばれるビールの醸造方式で、発酵槽の上部に浮かび上がって活動する上面発酵酵母(エール酵母)を使い、15〜25℃前後の比較的高い温度帯で発酵を行う方法です。
エール酵母は高温で活発に活動し、エステルやフューゼルアルコールなどの香味成分を多く産生します。これがエールビール特有のフルーティーさ(リンゴ・バナナ・ベリーなど)や、複雑で豊かな風味の源となります。発酵期間は数日から1週間程度が一般的で、低温長期発酵のラガーに比べて短い期間で醸造できる点も特徴です。
エール発酵で作られる主なビアスタイルは次のとおりです。
- ペールエール・IPA:ホップ香が豊かなイギリス・アメリカ系のスタイル
- スタウト・ポーター:ローストモルトを使ったダークビール
- ヴァイツェン:バナナ・クローブ香が特徴のドイツ小麦ビール
- ベルジャンエール:スパイシーかつフルーティーなベルギー系スタイル
世界最古のビール醸造スタイルのひとつであり、常温での発酵が可能であったため冷却技術がなかった時代から親しまれてきました。現代でも多様なクラフトビールの主流として世界中で愛されています。
使い方・例文
「エール発酵ならではのフルーティーなアロマが、このペールエールの魅力です」のように、ビールの製法や風味を説明する文脈で登場します。
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