エールとは?
えーる
エールとは、上面発酵酵母を使って比較的高温で醸造されるビールの一種で、フルーティーで複雑な風味が特徴です。
エール(Ale)とは、ビールの大分類のひとつで、上面発酵酵母(Saccharomyces cerevisiae)を使い、比較的高い温度(15〜25℃程度)で醸造されたビールを指します。現在世界で最も多く飲まれているラガー(下面発酵)と対をなすカテゴリーです。
エールは数千年の歴史を持ち、冷蔵技術が普及する以前はほぼすべてのビールがエールでした。上面発酵の特性上、発酵が速く(数日〜1週間程度)、フルーティーなエステル香や複雑な風味成分が生まれやすいのが特徴です。
エールの主なスタイルには以下があります。
- ペールエール・IPA:ホップの苦みと香りが前面に出るイギリス・アメリカ系のスタイル。
- スタウト・ポーター:ローストした麦芽によるコーヒー・チョコレートのような風味の黒ビール。
- ベルジャンエール:ベルギー原産で、スパイシーさや酵母由来の個性が強い多様なスタイル。
- ヴァイツェン(小麦ビール):小麦麦芽を使い、バナナやクローブのような香りが特徴。
クラフトビールブームを背景にエールの認知度は日本でも高まっており、個性的な地ビール・ブリュワリーがさまざまなエールスタイルを製造・販売しています。
使い方・例文
クラフトビールの専門店で「IPAはどんな味ですか?」と聞くと、「ホップの苦みと香りが強いエールの一種です」と説明される場面がよくあります。
この用語をシェア
最終更新: