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エピフォラとは?

えぴふぉら

エピフォラとは、連続する文や句の末尾に同じ語句を繰り返す修辞技法で、余韻や強調をもたらし詩・散文・演説に深みを与えます。

エピフォラ(epistrophe とも呼ばれる)は修辞学の技法のひとつで、連続する複数の文・節・句の末尾に同一の語句を繰り返す表現方法です。ギリシャ語の「epi(上に・後ろに)」と「pherein(運ぶ)」を語源とし、「後ろへ運び返す」という意味合いを持ちます。

エピフォラの主な効果は以下のとおりです。

  • 余韻の強調:文末に同じ語が来ることで、その言葉が読み手・聴衆の耳に残る
  • リズムと韻律:詩的なテンポを生み出し、朗読したときに心地よい繰り返し感を与える
  • テーマの収束:複数の異なる主語・状況が同じ結末に向かうことで、統一感と必然性を演出する

英語文学の例では、「…of the people, by the people, for the people」(リンカーンのゲティスバーグ演説)は文末の「the people」の繰り返しがエピフォラに相当します。日本語では「〜だから、〜だから、〜だから」や和歌における体言止めの連続などに類似した効果が見られます。

文頭の繰り返しである「アナフォラ」と対をなす概念であり、両方を組み合わせて使うと、さらに強烈な修辞効果が得られます。文章表現の学習や文体分析の際に重要な用語です。

使い方・例文

「エピフォラを使った文では、各文の末尾に同じ語句が置かれることで、読者の記憶に強く刻まれるリズムが生まれます。」

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