エタノールとは?
えたのーる
エタノールとは、アルコール飲料や消毒薬の主成分となる無色透明の液体で、最も身近なアルコールの一種です。
エタノール(ethanol)は、化学式 C₂H₅OH で表される最も基本的なアルコールの一つで、「エチルアルコール」とも呼ばれます。常温では無色透明の液体で、特有の芳香があり、水と任意の割合で混合します。沸点は約78℃で、揮発性が高いのも特徴です。
自然界ではグルコース(ブドウ糖)などの糖分が酵母によって発酵することで生成されます。この発酵原理を利用して、ビール・ワイン・日本酒・ウイスキーなどのアルコール飲料が製造されてきた歴史は数千年に及びます。工業的には石油由来のエチレンを水和する方法でも製造されます。
エタノールの主な用途と性質は以下の通りです。
- 飲料:酒類の主要成分(飲用アルコール)
- 消毒・殺菌:70〜80%濃度で細菌・ウイルスに高い効果
- 溶剤:化粧品・香料・医薬品の製造に使用
- 燃料:バイオエタノールとして自動車燃料に混合
人体への影響としては、摂取すると中枢神経系に作用して酩酊状態を引き起こします。肝臓で代謝されますが、過剰摂取は健康に悪影響を及ぼします。消毒用エタノールは飲用ではなく、添加物により飲めなくしてあります。
使い方・例文
手指消毒のためのアルコール消毒液にはエタノールが主成分として含まれており、新型コロナウイルス流行時に広く普及しました。また、日本酒やビールに含まれるアルコールも同じエタノールです。
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