エスカレーターとは?
えすかれーたー
エスカレーターとは、電動で動く踏み段(ステップ)が連続して人を上下に運ぶ搬送機械で、駅や商業施設に広く設置されています。
エスカレーター(escalator)は、傾斜した無端ベルト状の踏み段(ステップ)を電動モーターで循環させることで、人を連続的に上下に輸送する昇降搬送設備です。同時に多数の人を運べる大量輸送能力と、荷物を持ったままでも利用しやすい利便性から、公共施設・商業施設・交通機関で不可欠な設備となっています。
エスカレーターの主な構成要素は次のとおりです。
- ステップ(踏み段):鋼製またはアルミ製で、水平を保ちながら移動する
- ハンドレール(手すり):ステップと同速で動くゴム製の握り手
- トラス(フレーム):機械本体を支える鋼製の骨組み
- 駆動装置:電動モーターとギア・チェーンでステップを循環させる
エスカレーターは1900年のパリ万国博覧会への出品や米国の百貨店導入が普及の契機とされており、日本では1914年(大正3年)の上野大正博覧会で初めて公開されたとされています。現代では省エネのための「人感センサー連動の速度変換機能」や「インバーター制御」が標準化し、乗客がいないときに低速で動作する省エネ型が主流です。
法的には建築基準法・昇降機検査資格者による定期検査が義務付けられており、安全装置(非常停止ボタン・スカート安全装置・インレットスイッチ)の維持管理が求められます。
使い方・例文
駅の改札からホームへの移動や、大型ショッピングモールの各フロア間の移動に、エスカレーターは日常的に使われています。ラッシュ時には歩行者が片側に寄ってもう一方を急ぐ人のために空ける「歩く・立つ」の慣習が日本各地で見られますが、近年は安全のため「二列で立つ」ことを呼びかける取り組みも広まっています。
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