エジプト・ダハシュールの赤のピラミッドとは?
えじぷとだはしゅーるのあかのぴらみっど
赤のピラミッドとは、エジプトのダハシュール遺跡に建つ古王国時代のピラミッドで、現存する世界最古の真正ピラミッドの一つとされています。
赤のピラミッド(英語:Red Pyramid)は、エジプトのカイロ南方約40キロに位置するダハシュール遺跡に建つ古代エジプトの巨大石造建造物です。第4王朝のファラオ・スネフェル(在位:紀元前26世紀頃)によって建設されたとされており、世界最古の「真正ピラミッド(四角錐の正ピラミッド)」の一つに数えられています。
「赤のピラミッド」という名称は、その外壁に使われた石灰岩が風化によって赤みを帯びた色調を呈していることに由来します。建設当初は白い化粧石灰岩で覆われていたとされますが、現在はその多くが失われています。
ピラミッドの主な特徴は以下の通りです。
- 底辺の一辺は約220メートル、高さは約104メートル
- 勾配は約43度で、やや緩やかな傾斜を持つ
- 内部には3つの埋葬室が設けられている
- スネフェルが同じくダハシュールに建てた「屈折ピラミッド」の後に建設されたと考えられている
スネフェルは複数のピラミッド建設を行ったことで知られており、赤のピラミッドはその集大成とも評されています。この建設技術の蓄積が、その後に息子クフ王が建設したギザの大ピラミッドへとつながったとされており、エジプト建築史における重要な位置を占めています。ユネスコ世界遺産「メンフィスとその墓地遺跡」の一部として登録されています。
使い方・例文
エジプト考古学の解説や古代ピラミッドの発展を扱う番組・書籍で、「真正ピラミッドの完成形」として紹介される場面でよく登場します。
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