ファラオとは?
ふぁらお
ファラオとは、古代エジプトの最高支配者に与えられた称号で、神の代理人として宗教・政治・軍事を一手に握った存在です。
ファラオ(Pharaoh)は、古代エジプトにおける最高権力者の称号です。もともとエジプト語の「プル・アア(偉大な家)」に由来し、王宮を指す言葉でしたが、やがて王自身を指す称号として定着しました。
古代エジプト文明が栄えた約3000年の歴史の中で、ファラオは神の化身または神の代理人として崇められました。特に太陽神ラーの息子とされ、死後はオシリス神と同一視されると信じられていました。この神格化された権威により、ファラオは宗教の最高司祭、軍の最高司令官、国家の立法者を兼ねる絶対的な存在でした。
ファラオの権力と文化を象徴するものとして以下が挙げられます。
- ピラミッド(王の墓として建設された巨大建造物)
- スフィンクス(王の力と神性を象徴する像)
- 王名枠カルトゥーシュ(楕円形の枠で囲まれた王の名前)
- 二重王冠(上エジプトと下エジプトの統一を表す)
歴史上著名なファラオには、統一エジプトを築いたとされるナルメル、最大のピラミッドを建てたクフ王、一神教改革を行ったアクエンアテン、若くして没したトゥタンカーメン、そして長い治世を誇ったラムセス2世などがいます。ファラオの制度は紀元前30年にローマ帝国がエジプトを征服するまで続きました。
使い方・例文
歴史の教科書や博物館の展示解説で「ツタンカーメンは少年ファラオとして知られ、その黄金のマスクは古代エジプト文明を象徴する遺物です」という形で登場します。
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