ウールとは?
うーる
ウールとは、羊の毛から得られる天然動物繊維で、優れた保温性・吸湿性・弾力性をもつ衣料・インテリア素材です。
ウールは、主にメリノ種などの羊の毛(羊毛)から得られる天然タンパク質繊維です。主成分はケラチンというタンパク質で、スケール(鱗状の表面構造)をもつ特殊な繊維形態をしています。このスケール構造が縮み・フェルト化の原因にもなりますが、同時に保温性を高める空気の閉じ込めにも貢献します。
ウールの主な特性は以下のとおりです。
- 保温性:繊維内に空気を多く含み、断熱性が非常に高い
- 吸湿・放湿性:自重の30%前後の水分を吸収しながら蒸れにくい
- 弾力性(レジリエンス):しわになりにくく、型崩れを回復しやすい
- 難燃性:着火しにくく、燃え広がりにくい安全性をもつ
産地・品種によって繊維の細さ(マイクロメートル単位で表す繊維径)が異なり、細いほど肌触りが良くスーツや肌着向き、太いほど丈夫でカーペット向きです。代表的な種類にはメリノウール(超細番手)・シェットランドウール(粗め)・カシミヤ(山羊由来の高級品)があります。洗濯では縮みを防ぐために低温・手洗いが基本で、近年は防縮加工したウォッシャブルウールも普及しています。
使い方・例文
冬のセーターやコート、またオフィスのカーペットなどにウールが使われており、暖かさと吸湿性を同時に求める場面で特に重宝されます。
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