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ウバーレとは?

うばーれ

ウバーレとは、カルスト地形において複数のドリーネ(石灰岩の溶食窪地)が合体・拡大して形成された、より大きな閉鎖的な窪地のことです。

ウバーレ(英語:uvala)は、カルスト地形の一形態で、石灰岩地下水雨水(弱酸性)によって溶食されてできる窪地であるドリーネが、複数隣接・合体して拡大した大型の閉鎖的低地です。旧ユーゴスラビア(現在のバルカン半島)のカルスト地方に由来するセルビア語・クロアチア語の地形用語です。

形成過程は以下のように理解されます。まず地表の割れ目や弱部から石灰岩の溶食が進み、個々のドリーネ(直径数メートル〜数十メートル程度の小窪地)が形成されます。これらが成長・拡大して互いに接合すると、不規則な形の複合窪地であるウバーレが形成されます。さらに発展するとポリエ(カルスト盆地)へと進化する場合もあります。

ウバーレの主な特徴は以下の通りです。

  • ドリーネより大きく、ポリエより小さい中間的な規模の窪地
  • 内部に小さな丘(コクピット)が残ることがある
  • 雨水が集まりやすく、底部に湿地や池が形成されることも
  • カリブ海・アジア・バルカン半島などのカルスト地域に分布

カルスト地形は世界の陸地面積の約10〜15%を占めると言われ、ウバーレはその発達過程の中間段階として地形学・地質学の教科書に登場します。日本では秋吉台(山口県)などのカルスト台地でドリーネが見られますが、ウバーレほどの大型複合窪地は比較的少ない傾向があります。

使い方・例文

「カルスト地形の発達段階を説明する際に、ドリーネ→ウバーレ→ポリエという拡大の系列として登場し、地理の授業や地形学の教材で解説される」という場面で使われます。

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