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ウスバカゲロウとは?

うすばかげろう

スバカゲロウとは、アリジゴクの成虫として知られる昆虫で、薄い翅をもつカゲロウに似た外見が名前の由来です。

スバカゲロウは、昆虫綱アミメカゲロウ目ウスバカゲロウ科に属する昆虫です。成虫の姿がカゲロウに似た薄い翅をもつことから「薄翅蜉蝣」という漢字が当てられていますが、カゲロウとは分類上まったく異なるグループです。

ウスバカゲロウが広く知られているのは、その幼虫「アリジゴク」の存在によります。アリジゴクは砂質の地面にすり鉢状の落とし穴(巣)を作り、穴の底で待ち伏せてアリなどの小さな虫が滑り落ちてくるのを捕食します。獲物が落ちてくると素早く砂を跳ねかけて逃げられないようにし、大きな顎で体液を吸います。この巧みな捕食戦略から、アリジゴクは昆虫の中でも特に知名度の高い幼虫のひとつとなっています。

幼虫期は数年に及ぶことが多い一方、成虫の寿命は比較的短く、飛翔能力はあまり高くありません。成虫は夜間に活動し、灯火に集まる習性があります。成虫は花粉や小さな昆虫を食べますが、幼虫期と比べると生態はあまり詳しく研究されていません。

日本では本州・四国・九州など各地の乾燥した砂地や軒下に生息しており、子どもたちがアリジゴクの巣を見つけて観察するのは夏の風物詩ともなっています。

使い方・例文

砂地にすり鉢状の小さな穴を見つけたとき、「アリジゴクがいる」と言われますが、そのアリジゴクが羽化して成虫になったものがウスバカゲロウです。昆虫採集や理科の学習でも登場します。

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