ウィルドダック星団とは?
うぃるどだっくせいだん
ウィルドダック星団とは、たて座に位置する散開星団で、肉眼でも観察できる美しい天体です。
ウィルドダック星団(Wild Duck Cluster)は、正式名称をM11(メシエ11)といい、たて座に位置する散開星団です。フランスの天文学者シャルル・メシエが18世紀に編纂したメシエカタログの第11番天体として知られています。
この星団は地球からおよそ6,000光年の距離にあり、直径は約25光年と推定されています。数千個もの恒星が密集しており、散開星団としては特に密度が高いことで有名です。
「ウィルドダック(野生のカモ)」という名前は、星の並びがV字形をした鳥の群れのように見えることに由来します。双眼鏡や小型望遠鏡でも美しく観察でき、アマチュア天文家にも人気の天体です。星団内の恒星は比較的若く、約2億5,000万年前に形成されたと考えられています。青白い高温星が多く含まれており、星団の色は全体的に青白く見えます。
夏の天の川の近くに位置しているため、日本では夏から秋にかけて観察に適した季節となります。散開星団の中でも特に壮観な眺めとして天文愛好家の間で高く評価されています。
使い方・例文
夏の夜に双眼鏡でたて座を探すと、ウィルドダック星団の星の群れを楽しむことができます。天文書や星座アプリでメシエ11として検索すると観察情報が得られます。
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