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ウィリアム4世 (イギリス王)とは?

うぃりあむよんせい

ウィリアム4世とは、19世紀前半にグレートブリテン及びアイルランド連合王国を統治し、議会改革法の成立を実現した国王です。

ウィリアム4世(William IV、1765〜1837年)は、ハノーファー朝のイギリス国王で、1830年から1837年まで在位しました。ジョージ3世の三男として生まれ、海軍に入り長年にわたって軍人として活動したことから「水夫王(セーラー・ビリー)」とも呼ばれました。

兄ジョージ4世の死去により65歳で即位した遅咲きの国王でしたが、その治世は政治的に極めて重要な時期でした。最大の功績は1832年の第一次選挙法改正(大改革法)の成立です。この改革により、

  • 腐敗選挙区(ポケット選挙区・腐敗選挙区)の廃止
  • 新興工業都市への議席割り当て
  • 有権者数の大幅な拡大
が実現し、イギリス議会政治の民主化に向けた重要な一歩となりました。

また、1833年の奴隷制廃止法も在位中に制定され、大英帝国領内での奴隷制が廃止されました。ウィリアム4世は自身の政治的立場よりも憲法慣行を優先した国王として評価されています。

後継者がなかったため、姪のヴィクトリアが即位し、ウィンザー朝へと続く長いヴィクトリア朝の幕が開きました。

使い方・例文

イギリス近代史の授業では、第一次選挙法改正を説明する際にウィリアム4世の名が登場します。改革を推進した時代背景の説明に用いられます。

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