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イータカリーナ星雲とは?

いーたかりーなせいうん

イータカリー星雲とは、りゅうこつ座に位置する巨大な輝線星雲で、超大質量星イータ・カリーナを中心に持つ活発な星形成領域です。

イータカリー星雲NGC 3372)は、りゅうこつ座に位置する大規模な輝線星雲で、地球からおよそ7,500〜8,000光年の距離にあります。その直径は300光年以上に及び、オリオン大星雲よりもはるかに大きく、南半球から観測できる最も壮大な天体の一つです。

この星雲の中心には、宇宙で最も重く・最も明るい部類に属する超大質量星イータ・カリーナ(Eta Carinae)が存在します。イータ・カリーナは太陽の100倍以上の質量を持ち、太陽の数百万倍の光度で輝く不安定な極超巨星です。19世紀(特に1840年代)には大爆発(グレート・エラプション)を起こし、当時は一時的に全天で最も明るい星の一つとなりました。この爆発で放出されたガスとダストが「ホムンクルス星雲」と呼ばれる双極構造を形成しており、ハッブル宇宙望遠鏡の代表的な観測対象となっています。

イータ・カリーナは将来的に超新星または極超新星爆発を起こすと予測されており、天文学者の注目を集めています。周囲には多くの若い大質量星が密集した散開星団(トランプラー16など)があり、活発な星形成領域としても研究されています。

使い方・例文

イータカリーナ星雲は天文ドキュメンタリーや宇宙解説書で「次の超新星候補」「南天最大の星形成領域」として紹介されることが多く、アマチュア天文家の間では南半球旅行時の観測リストに欠かせない天体です。

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