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イリエワニとは?

いりえわに

イリエワニとは、世界最大の現生爬虫類として知られる大型のワニで、インド太平洋の河口や沿岸域に生息します。

イリエワニ(学名:Crocodylus porosus)は、クロコダイル科に属する爬虫類で、現存するワニの中で最大の種です。英語では「ソルトウォータークロコダイル」とも呼ばれ、塩水域にも適応できる能力を持ちます。

体長はオスで平均4〜5メートルに達し、大型個体では6メートルを超えることもあります。体重は数百キログラムにもなり、その体格と強力な顎は、魚類・哺乳類・鳥類など多様な獲物を捕食するのに適しています。

生息域はインド亜大陸の東海岸から東南アジア、オーストラリア北部にかけての広い範囲に及び、マングローブの茂る河口・汽水域・沿岸の海洋に見られます。泳力が高く、外洋を数百キロメートル移動した記録もあります。

イリエワニの主な特徴は以下のとおりです。

  • 現存するワニ最大種で、世界最大の爬虫類でもある
  • 塩水・淡水のどちらの環境にも生息できる
  • 強力な顎の噛む力は動物界最強クラスとされる
  • 縄張り意識が強く、人への攻撃例もある
  • 20世紀中盤の乱獲で減少したが、保護活動により個体数が回復している

人への危険性が指摘される一方、生態系における頂点捕食者として河口域の生態系バランスを保つ重要な役割を担っています。ワシントン条約(CITES)附属書Ⅱに掲載され、国際的な取引が規制されています。

使い方・例文

オーストラリアのノーザンテリトリーでは、イリエワニが生息する川や海岸での遊泳を禁止する看板が設置されており、観光客への注意喚起が行われています。

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