イタリックとは?
いたりっく
イタリックとは、文字を右に傾けた書体スタイルのことで、強調や書名・外来語の表記などに広く使われます。
イタリック(italic)とは、欧文タイポグラフィにおいて文字を右方向に傾けて表示する書体スタイルの総称です。日本語では「斜体」と訳されることもあります。15世紀末のイタリアで人文主義者の手書き文字をもとに活字化されたことが名称の由来とされています。
イタリックには大きく二種類あります。
- 真のイタリック体:手書き風の曲線を持ち、ローマン体とは字形そのものが異なるデザインです。
- オブリーク体(斜字体):ローマン体の文字を機械的に傾けただけのもので、サンセリフ書体に多く見られます。
主な用途としては、書籍・映画・楽曲などの作品タイトルの表記、外来語・学術用語・学名の強調、引用文や注釈の区別、本文中での重要語句の強調などが挙げられます。日本語組版では欧文の「イタリック」に相当するスタイルとして、一部では「斜体」や傍点が使われます。
ウェブや文書作成ソフトでは em タグや「I」ボタンで簡単に適用でき、視覚的な変化で読者の注意を引く手法として広くデザインやライティングに活用されています。
使い方・例文
英語の論文で生物の学名を表記する際は、Homo sapiens(ヒト)のようにイタリック体で記述するのが国際的なルールです。
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