アードウルフとは?
あーどうるふ
アードウルフとは、アフリカに生息するハイエナ科の哺乳類で、ハイエナの仲間でありながらシロアリを主食とする独特の生態を持つ動物です。
アードウルフ(Aardwolf、学名:Proteles cristata)は、アフリカ大陸の東部・南部に生息するハイエナ科の哺乳類です。「アードウルフ」という名前はアフリカーンス語で「地の狼」を意味しますが、オオカミには近縁ではなく、ハイエナの仲間に分類されます。
アードウルフの最大の特徴は、ハイエナ科でありながら他の多くの肉食哺乳類とは大きく異なり、主食がシロアリであることです。特定のシロアリ(主にコダマシロアリの仲間)を舌でなめとるようにして食べ、一夜で数十万匹ものシロアリを捕食することもあります。そのため歯は退化しており、肉を噛み砕く力は強くありません。
外見上の特徴としては次のものがあります。
- 体重は約7〜10kgで、ハイエナ類の中では小型
- 背中に沿って立てることができるたてがみ状の毛(冠毛)を持つ
- 縞模様が体にある
- 夜行性で、単独または家族単位で行動する
アードウルフは生態系においてシロアリの個体数を調整する役割を担っており、農業害虫であるシロアリを食べることで間接的に人間の農業にも恩恵をもたらすとされています。現在の保全状況は比較的安定していますが、生息地の減少や農薬によるシロアリの減少が懸念されています。
使い方・例文
動物園の展示や自然ドキュメンタリー番組で「ハイエナの仲間なのにシロアリしか食べないアードウルフ」として紹介されることが多い動物です。
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