アンシェヌマンとは?
あんしぇぬまん
アンシェヌマンとは、バレエや舞踊においていくつかのステップや動きをつなげてひとつの連続した動作として練習・上演するための組み合わせのことです。
アンシェヌマン(Enchaînement)はフランス語で「連鎖・つながり」を意味し、バレエおよびコンテンポラリーダンスの用語として、複数のステップや動作を一定の順序でつなげて構成した動きのひとつの単位を指します。レッスンでは教師がその場で組み合わせを指示し、生徒が即興的に覚えて実践することが多いです。
アンシェヌマンの目的と特徴を整理すると以下の通りです。
- 基礎テクニックを実際のダンスの流れの中で応用する訓練になる
- 空間移動・音楽との調和・表現力を同時に鍛えられる
- バー(バー・ワーク)からセンター・ワーク、そして対角線上を横断するトラヴェリングまで、レッスンの各段階で組み込まれる
- ピルエット・グラン・アレグロなど高度な技術の組み合わせも含む
バレエのレッスン構成では、ウォームアップ後にバーを使った基礎練習を経て、センターでアンシェヌマンを行うのが一般的な流れです。教師は音楽のテンポや生徒のレベルに合わせてアンシェヌマンを組み替え、毎回異なる組み合わせを提示することで生徒の反応力と記憶力も鍛えます。
舞台作品では、振付師が作品の流れを構成する際にもこの概念が用いられます。個々の技術を「つなぐ」デザインがダンスとしての統一感と物語性を生み出します。
使い方・例文
バレエのレッスンで先生が「パ・ドゥ・ブーレからピルエットにつなぐアンシェヌマンを練習しましょう」と指示する場面や、発表会に向けた振付の段階でアンシェヌマンの構成を考える場面でこの言葉が使われます。
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