アルトとは?
あると
アルトとは、声域や楽器の音域の区分において、ソプラノより低く、テノールより高い中低音域のことです。
アルト(alto)は、音楽における声域や音域の区分のひとつで、女声の中では最も低い音域を指します。ラテン語で「高い」を意味する言葉に由来しますが、これは中世においてテノールより上の声部を指したためで、現在では「中低音域」として使われます。
声楽では、女声はソプラノ・メゾソプラノ・アルトの3区分(または2区分)に分類されます。アルトの音域はおよそA3(ラ)からF5(ファ)程度とされ、深みのある豊かな音色が特徴です。合唱では内声部を担い、ハーモニーの土台を支える役割を果たします。
楽器にもアルトの名を冠したものが多く存在します。
- アルト・サクソフォン — ジャズやクラシックで広く使われる中音域のサックス
- アルト・フルート — 通常のフルートより完全4度低い楽器
- アルト・リコーダー — リコーダー族の中音域モデル
- アルト・クラリネット — クラリネット族の中低音域モデル
オーケストラや吹奏楽ではアルト・ヴァイオリンとも呼ばれるヴィオラがアルト音域を担います。合唱・声楽・器楽のいずれにおいても、アルトは旋律の主役になることは少ないものの、音楽全体に厚みとまとまりをもたらす欠かせない声部・音域として重視されています。
使い方・例文
合唱団のオーディションで「アルトパートを募集」と案内されたり、楽器店で「アルトサックス」を探したりする場面でよく使われる言葉です。
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