アリウム属とは?
ありうむぞく
アリウム属とは、ヒガンバナ科(旧ユリ科)に属する球根植物の一群で、タマネギ・ニンニク・ネギなどの野菜から美しい球状花の観賞用品種まで多彩な植物を含む属です。
アリウム属(学名:Allium)は、ヒガンバナ科(APG分類。旧来はユリ科やネギ科)に属する球根植物の属で、世界に約700〜900種が分布します。北半球の温帯・亜熱帯に広く自生し、中央アジアが多様性の中心地とされています。
この属には食用として非常に重要な植物が多く含まれます。
- タマネギ(A. cepa):世界中で最も広く使われる香味野菜のひとつ
- ニンニク(A. sativum):強い香りと抗菌・健康機能で古代から珍重される
- ネギ(A. fistulosum):日本料理に欠かせない薬味野菜
- ニラ(A. tuberosum):東アジアで広く食用にされる
一方で、観賞用の園芸品種も数多く存在します。Allium giganteum(ジャイアントアリウム)は直径10〜15cmにもなる大きな紫色の球状花序をつけ、春のガーデンの見どころとして人気があります。共通する特徴として、地上部を傷つけると硫化物化合物に由来する独特の臭いがあります。この成分が食用種では風味の源となり、また抗菌・抗酸化作用の要因にもなっています。
使い方・例文
「庭にアリウム・ギガンテウムの球根を秋に植えておくと、翌春に大きな紫の球状の花が咲いてガーデンのアクセントになる」というように、食用・観賞用の両面でこの属の植物は私たちの生活に密着しています。
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