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アメンボ科とは?

あめんぼか

アメンボ科とは、水面を滑るように歩く細長い脚を持つ水生昆虫分類グループです。

アメンボ科(学名:Gerridae)は、カメムシ目に属する昆虫の一科で、世界各地の河川・池・水田などの静水域や緩流に生息します。日本では「アメンボ」の名で親しまれており、その名は体から飴(あめ)のような甘い香りを発することに由来するとされています。

最大特徴水面歩行能力です。脚の先端には細かい撥水性の毛が密生しており、水の表面張力を利用して水面に浮かぶことができます。長い中脚と後脚で方向を制御しながら、前脚で獲物を捉える仕組みになっています。体は細長く、翅(はね)を持つ有翅型と持たない無翅型が存在し、環境に応じて変化することが知られています。

食性は肉食性で、水面に落ちた小昆虫や溺れた虫などを鋭い口吻で刺し、体液を吸います。自ら水中に潜ることはほとんどありません。世界に約700種以上が知られており、一部の種は海面上でも生活する「ウミアメンボ」として知られています。日本ではアメンボ(Aquarius paludum)が最もよく見られる種です。

アメンボ科は水環境の指標生物としても注目されており、水質が悪化すると個体数が減少するため、生態系の健全性を示すバロメーターとなっています。

使い方・例文

夏の池や水田でアメンボ科の昆虫が水面をスーッと滑っている様子は、子どもの理科学習でもよく取り上げられる身近な自然現象です。

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