アムロジピンとは?
あむろじぴん
アムロジピンとは、高血圧や狭心症の治療に使われる長時間作用型のカルシウム拮抗薬(降圧薬)です。
アムロジピンはジヒドロピリジン系のカルシウム拮抗薬で、血管平滑筋のカルシウムチャネルを阻害することで血管を拡張し、血圧を低下させます。また、冠動脈を拡張させて心臓への血流を改善するため、狭心症の予防にも用いられます。
アムロジピンの特徴として特に重要なのは、その長い半減期(約35〜50時間)です。これにより1日1回の服用で安定した降圧効果が得られ、血圧の急激な変動(フラッシング効果)が少ない点が評価されています。また、腎保護作用があるとされており、糖尿病を合併した高血圧患者にも使いやすい薬剤です。
主な適応と特徴は次のとおりです。
- 本態性高血圧症(原因不明の一般的な高血圧)
- 安定狭心症・異型狭心症(冠攣縮性狭心症)
- 食事の影響をほとんど受けない
- 空咳などの副作用が少なく、高齢者にも比較的使いやすい
主な副作用としては、顔のほてり・動悸・頭痛・下腿浮腫などがあります。特に足首の浮腫は比較的多く見られますが、重篤な副作用は少ない薬剤です。グレープフルーツジュースとの相互作用(代謝阻害による血中濃度上昇)があるため、服用中は注意が必要です。世界的に最もよく使われる降圧薬の一つであり、ジェネリック医薬品としても広く流通しています。
使い方・例文
高血圧と診断されて治療を始める際に、アムロジピンを朝食後に1錠服用するよう処方されることがあります。1日1回の服薬で安定した血圧管理が期待できます。
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