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アムハラ人とは?

あむはらじん

アムハラ人とは、エチオピア中部・北部を中心に暮らすアフロ・アジア語族の民族で、エチオピアの公用語アムハラ語を母語とし、長い帝国の歴史を担ってきた民族です。

アムハラ人(Amhara)は、エチオピア連邦民主共和国の主要民族のひとつで、同国中高地の中部・北部に主に居住しています。人口はエチオピア全体の2割前後を占め、オロモ人に次ぐ規模の民族集団です。

母語のアムハラ語(Amharic)はセム語派に属し、エチオピアの連邦政府の公用語として採用されています。独自のゲエズ文字(エチオピア文字)を用いて表記され、エチオピア国内では最も広く通用する言語となっています。

宗教的にはエチオピア正教会(テワヘド正教会)を信仰する人が多く、キリスト教の一派として独自の典礼・暦・文化を保持しています。アムハラ人はソロモン朝・ザグウェ朝などの王朝を通じてエチオピア帝国の政治・文化の中心を担った歴史を持ち、近代まで皇帝ハイレ・セラシエ1世のもとで国家の中枢に位置していました。

伝統文化としては固有の音楽・舞踊・料理(インジェラなど)・手工芸が豊かに受け継がれており、エチオピア文化の形成に大きく寄与しています。現代では都市部を中心に教育・行政・商業などの分野で活躍する人々が多くいます。

使い方・例文

エチオピアの首都アディスアベバで政府機関や大学の案内板がアムハラ語で書かれているとき、アムハラ人の言語と文化が同国の公的場面に深く浸透していることが実感できます。

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