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オロモ人とは?

おろもじん

オロモ人とは、エチオピアに居住するアフリカ最大級の民族集団のひとつで、独自のガダ制度と文化を持つクシュ語族の民族です。

オロモ人(Oromo people)は、エチオピア中央部から南部にかけて広く分布する民族集団で、エチオピア全人口の約35〜40%を占めるとされ、同国最大の民族です。オロモ語(Afaan Oromoo)はアフロ・アジア語族のクシュ語派に属し、ラテン文字表記(クベー文字)が公式採用されています。

オロモ人の社会の特徴として、「ガダ制(Gadaa System)」と呼ばれる独自の民主的統治制度があります。ガダ制は8年ごとに世代が移行するサイクルに基づく政治・法律・社会制度で、男性の各世代が軍事・政治・儀礼の役割を担います。2016年にはUNESCOの無形文化遺産に登録されました。

宗教的には、イスラム教・キリスト教(エチオピア正教やプロテスタント)・伝統的な民間信仰(ワアカとよばれる神への信仰)が混在しています。歴史的にはエチオピア高原に16世紀以降大規模に進出し、アムハラ人などとの政治的対立と共存を繰り返してきました。

20世紀には中央集権政府による言語・文化抑圧を受けてきた経緯があり、オロモ民族主義運動(OLA等)が継続的に活動しています。近年はエチオピア首相アビー・アハメド氏がオロモ人であることでも国際的に知られています。

使い方・例文

「オロモ人のガダ制度は民主的な世代交代の仕組みを持ち、UNESCOの無形文化遺産としても認められている。」

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