カシューブ人とは?
かしゅーぶじん
カシューブ人とは、ポーランド北部のポメラニア地方に住むスラヴ系の民族集団で、独自のカシューブ語を持つ人々です。
カシューブ人(Kashubians)は、ポーランド北部のポモルスキエ県(旧ポメラニア地方)を中心に居住するスラヴ系の民族集団です。ポーランド人と近縁ですが、独自の言語・文化・アイデンティティを持つ少数民族として認識されています。
カシューブ語はポーランド語と近い関係にありますが、ドイツ語(特に低地ドイツ語)の影響も受けた独特の言語で、2005年にポーランドで正式に地域言語として認定されました。欧州言語憲章の対象言語としても保護されており、現在もポモルスキエ県の一部地域では学校教育や標識にカシューブ語が使われています。
カシューブ文化の特徴には以下があります。
- 独自の刺繍・民族衣装・陶芸などの伝統工芸
- カシューブ語の文学・詩・音楽の伝統
- 漁業と農業を基盤とした沿岸・内陸の生活文化
- グダニスク(ダンツィヒ)周辺の歴史的な地縁
カシューブ人の人口は推定で数十万人から50万人前後とされており、ポーランドの中で最も認知された少数民族グループのひとつです。歴史的にはドイツとポーランドの間で政治的支配が変わる中でも独自性を保ち続けてきた点が、民族的アイデンティティの核となっています。
使い方・例文
「カシューブ人」はポーランドの民族・文化の解説や欧州少数民族の文脈に登場し、「グダニスクの南に広がる丘陵地帯はカシューブ人の故郷で、今もカシューブ語が日常的に話されている」のように使われます。
この用語をシェア
最終更新: