アブラジュ・アル=バイトとは?
あぶらじゅあるばいと
アブラジュ・アル=バイトとは、サウジアラビアのメッカに建つ超高層ビル群で、イスラム教の聖地カアバ神殿に隣接する世界有数の大規模複合施設です。
アブラジュ・アル=バイト(Abraj Al-Bait)は、サウジアラビアのメッカにある大規模な複合高層ビル群で、「メッカ・ロイヤル・クロック・タワー」とも呼ばれます。イスラム教の最高聖地であるマスジド・ハラーム(大モスク)のすぐ隣に立地しています。
このビル群の中心となるのが「マカ・ロイヤル・クロック・タワー」で、高さは約600メートルに達し、完成当時は世界で最も高いビルの一つに数えられました。タワーの上部には直径約43メートルもの巨大な時計が4面に設置されており、メッカを訪れる巡礼者が遠方からでも時刻を確認できるよう設計されています。
施設全体の主な機能は以下のとおりです。
- 高級ホテル(数千室規模)で巡礼者・観光客の宿泊に対応
- ショッピングモールや飲食施設
- 礼拝スペースや宗教施設
- 展望台(観光用)
ハッジ(大巡礼)やウムラ(小巡礼)の時期には世界中から数百万人のムスリムがメッカを訪れるため、大規模な宿泊・インフラ需要に対応する目的で建設されました。一方で、歴史的建造物があった場所を取り壊して建設されたことに対し、文化遺産保護の観点から批判の声もあります。
使い方・例文
イスラム建築・メッカの都市開発・巡礼インフラの文脈で取り上げられる建物で、「世界最大規模の時計塔を備えたビルとしてアブラジュ・アル=バイトが挙げられる」のように紹介されます。
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