アスペルギルス・フラブスとは?
あすぺるぎるすふらぶす
アスペルギルス・フラブスとは、穀物やナッツ類に寄生して強力な発がん性カビ毒(アフラトキシン)を産生する糸状菌(カビ)の一種です。
アスペルギルス・フラブス(Aspergillus flavus)は、コウジカビ属(Aspergillus属)に属する糸状菌(カビ)の一種です。「フラブス(flavus)」はラテン語で「黄色」を意味し、コロニーが黄緑色〜オリーブ色を呈することが名前の由来です。土壌・空気中・植物残渣など広く環境中に分布しており、特に熱帯・亜熱帯地域で問題になります。
最大の問題点は、アフラトキシン(Aflatoxin)と呼ばれる強力なカビ毒を産生する点です。アフラトキシンは、現在知られている天然物質の中で最も強い発がん性を持つ物質のひとつとされており、特に肝臓がんとの関連が指摘されています。
汚染されやすい食品・農産物には以下があります。
- トウモロコシ・ラッカセイ(ピーナッツ)・綿実
- 米・小麦などの穀物類
- ピスタチオ・アーモンドなどのナッツ類
各国の食品安全基準では、農産物中のアフラトキシン濃度に厳しい上限値が設けられており、日本でも輸入食品の検疫で検査が行われています。カビ毒は加熱しても分解されにくいため、汚染農産物は廃棄することが原則です。農業分野では収穫後の適切な乾燥・保管が汚染防止の鍵となります。
使い方・例文
ピーナッツやトウモロコシを高温多湿の環境で保管すると、アスペルギルス・フラブスが繁殖してアフラトキシンを産生するリスクが高まります。食品を適切な低温・低湿度で管理し、カビが生えた食品は食べないことが重要です。
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